将来のこと、考えてもやっぱり分からないや。理想と現実はあまりにかけ離れていて、重ねた罪は一生消えなくって、それでも私の本能は生きていたいみたいで。頑張ってもないのに理想の生活ができる訳ないよね。1番の理想は頑張らずに死ぬことなんだけど。
いつも追いかけられて振り回していた私がいつしか追いかける側になっている気がする。そこにいるのが当たり前になっていて、なんて傲慢なのかしら。やっぱり私、ひとりがいいよ。って思うのはもう何も考えたくないからなんだろうね。ほら、わがまま。
私の罪は同時にあなたの罪で、罪悪感だけが共通点で、止めないまま膨れ上がっていくそれをいつまで眺めているの？あなたはいつも私に謝っていたけれど、本当に縋っていたのは私の方なのに。
お互い満たされていなかっただけで、誤魔化していただけ。何かで満たされてしまえば代用可能なんだよ、きっと。そういうことにしておきたいな。
思い出を並べて、楽しかった頃の感情に浸って、でもあの頃には帰りたくないね、唯一無二の何か。今こんなに満たされているのに幸せじゃないのは何でなんだろう。漠然とした不安を取り除けるのは自分しかいないのに、何にもできないや、私。
